エコアクション21

エコアクション21とは

エコアクション21は、環境省が策定した日本独自の環境マネジメントシステム(EMS)です。

事業者の環境への取組を促進するとともに、その取組を効果的・効率的に実施するため、国際標準化機構のISO14001規格を参考としつつ、環境経営システムのあり方を規定しています。エコアクション21に自主的・積極的に取り組み、ガイドラインで規定している環境経営システム及び環境経営レポートの要求事項を満たす事業者に対し、第三者が一定の評価を与える制度としてエコアクション21の認証・登録制度が実施されています。この制度において認証・登録を受けるためには、事業者は「全組織・全活動(事業活動及び製品・サービス)を対象にエコアクション21に取り組む」ことが必要です。

※参考:エコアクション21HP(2023/03/01時点)

エコアクション21

導入の背景と目的

建設業は、社会基盤を担う産業であり、計画・設計から施工、解体といった建築物・工作物全体で環境問題と大きく関わっています。特に、全産業から排出され、最終処分される廃棄物の約5分の1が、建設工事に伴うものだと言われています。そのため、建設業者のより積極的な環境への取り組みは今や必須となっています。

現代社会では、地球環境問題をはじめ、少子化・高齢化、教育・文化、防災などの問題を抱え、企業も個人も社会貢献をすることが求められている時代にあると考えています。それに伴い主体的、自律的に取り組んでいくことが求められています。
現在、当社ではCO2削減のためにまずは紙の削減からスタートし、GX に対しても取り組みを始めております。
また、地球の未来のために、持続可能な社会に向けて低炭素社会、循環型社会、自然共生社会を構築することが必要であり、当社は積極的に環境への取り組みを行うことが不可欠と考えています。

エコアクション 21の仕組みによりPDCAサイクルを定着させ、業務をより効率的、効果的に行っていきたいと考えます。

別府建設の取り組み

当社の事業活動において、次の事項について、具体的な環境経営目標及び環境経営計画を定め、実施します。

  • ・紙類使用量の削減、二酸化炭素排出量の削減
    ペーパーレス化、ガソリン・軽油使用量の削減、不必要な箇所の消灯の徹底
  • ・3S(整理・整頓・清掃)活動の実施
    産業廃棄物マニフェスト発行
  • ・木材に関する不良在庫の削減
    発生木材の再利用
  • ・排気ガス・騒音の抑制のエコドライブ及び車両の整備
    定期車輛設備実施による燃費の向上、新車(トラック)の導入
  • ・節水の徹底による水使用量の削減
    手洗い時の節水
  • ・地域貢献活動の推進
    近隣清掃の実施
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